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ガラ/企画公演 など Archive

シルヴィ・ギエム最後の「ボレロ」Aプロ(2005/11/18)

東京文化会館

「ギリシャの踊り」

振付:モーリス・ベジャール/音楽:ミキス・テオドラキス

1.イントロダクション
2.パ・ド・ドゥ(二人の若者):大嶋正樹--古川和則
3.娘たちの踊り
4.若者たちの踊り
5.パ・ド・ドゥ:吉岡美佳--平野玲
6.ハサピコ:井脇幸江--木村和夫
7.テーマとヴァリエーション
- ソロ:中島周
- パ・ド・セット:高村順子--門西雅美--小出領子--長谷川智佳子--西村真由美--吉川留衣--乾友子
- フィナーレ:全員

「ギリシャ」は初演以来2度目の鑑賞。あの時は真ん中が後藤和雄さんでした。中島さんも初演でソロに抜擢されたと記憶していますが、さすがに今回は堂々と真ん中張ってる、という感じ。冒頭の緩やかな波のような腕の動きに目を奪われてしまいました。波のうねりが肩から腕を通って指先にふっと抜けて行くときに、彼の手首から指先だけがふわっと波間をたゆたうような美しさと穏やかさがあったの。もうそれを見ただけで嬉しくなっちゃって。あの上半身の美しさはすごいなー。特に1人で踊っているところはすごくよかったと思います。アップテンポで数人で踊ったりすると、先走るというか、余裕なさそうにも見えたけど、個人的にはあの腕の動きだけでほぼ満足。

大嶋さんと古川さんを見るのは本当に久しぶりだったような。2人ともいい意味でキャラが立ってきましたね。前回見たときも2人の若者は彼らだったけど、それとはずいぶんイメージが違っていたように思います。吉岡さんは堂々たるプリマっぷりで輝いていました。素敵だったなー。それと、印象的だったのは女子部隊のアップテンポの踊り。ピシっと合っていて、東バ女子部隊のカラーがよく出てた気がする。久しぶりの東バだったせいか、このカラーがすごーく懐かしくて。そういう意味では、東バ男子部隊も層が厚くていいなーとしみじみ思いました。

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「第15回 日本バレエフェスティバル」(2005/08/07)

クレジット

指揮:堤俊作/演奏:ロイヤルメトロポリタン管弦楽団
新国立劇場オペラ劇場

第1部

デフィレ

日本ジュニア・バレエ

演目の中盤で、舞台上手側で踊っていた方のリボンがほどけちゃったんですよね。しまいにはシューズから外れてしまった?ようで、リボンだけ床の上に残して踊り続ける女の子。見ているこちらがドキドキしましたが、無事踊り終えてほっ。そういう時の舞台マナーもみんなしっかりしてるのねー、と変なところで感心しちゃいました。

「グラン・パ・クラシック」

振付:V.グゾフスキー/音楽:D.F.オーベール

前田新奈/梶原将仁

前田さんすばらしい〜。気品があって、見ているこちらまで晴れやかな気分になりました。衣装がまた素敵。地色がすみれ色で金の模様がびっしり入ったチュチュがよくお似合いでした。梶原さんはどこかで拝見しているような気がするのですが、ちょっと不明。もしかしたら初見だったのかも。サポートはよかったと思います。腕にもう少し表情がある方が、個人的には好みかなー。

「眠れる森の美女」第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ

振付:M.プティパ/音楽:P.I.チャイコフスキー

真忠久美子/マイレン・トレウバエフ

真忠さん、今日はとても不安定でした。アイボリーがかった白地に金のアクセントの入った品のあるチュチュがとてもよくお似合いだったのですけれどね。トレウバエフくんは純白に銀のアクセントの衣装。不安定な真忠さんのサポートに集中していたのか、アダージオはちょっと精彩を欠いていたように思いました。彼は先日の海賊の方がのびのび踊っていた気がするなー。

「ラ・シルフィード」第2幕よりパ・ド・ドゥ

振付:A.ブルノンヴィル/音楽:H.S.ローヴェンスヨルド

島田衣子/逸見智彦

すばらしかったです!島田さんはのびのびと踊っていて、これぞシルフという感じ。愛らしくて、ジェームスじゃなくてもついて行きたくなるよねー、という感じ。そして逸見さん!なんて素敵なの〜。ブルノンヴィルもイケるのですね〜。とても楽しそうに生き生きと踊っていたし、タータンチェックの衣装もよくお似合いでした。とても絵になる組み合わせで、たっぷり楽しませていただきました。1つものすごーく残念だったのは、暗いステージにライトで模様が出来ていて、茶色のソックス姿の逸見さんの脚が(上から見ると)ほとんどよく見えなかったこと。せっかくの脚さばきなのにー。

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「第15回 日本バレエフェスティバル」(2005/08/06)

クレジット

指揮:堤俊作/演奏:ロイヤルメトロポリタン管弦楽団
新国立劇場オペラ劇場

第1部

デフィレ

日本ジュニア・バレエ

日本ジュニア・バレエって、新国の演目でも子役が必要な場合に出てきますよね。どこの団体なんだろう?と思っていたら、橘秋子記念財団の事業内容にその名前がありました。なるほどー、そゆことか。知りませんでした。

「海賊」第2幕よりグラン・パ・ド・ドゥ

振付:M.プティパ/音楽:R.ドリゴ

橘るみ/マイレン・トレウバエフ

いかにも「海賊」のグラン・パ・ド・ドゥでした。橘るみさんって手脚の動きがきれいだし、テクニック的にもしっかりしたダンサーですね(初見)。トレウバエフくんも、いつもの表情の硬さが逆にアリっぽい(笑)。あれだけテクニック詰め込んでも下品にならないのは彼ならでは、かな。

「コッペリア」第3幕より平和のグラン・パ・ド・ドゥ

振付:サン=レオン、改訂振付:石井清子/音楽:L.ドリーブ

志賀育恵/小林洋壱

このお二人も初見。小林洋壱さんのアームスの美しさに目を見張りました。脚の方はお怪我か何かでしょうか?まるで上半身と別人のようでちょっとびっくり。フランツにしてはノーブルが勝ってる気もするけど、平和のパ・ド・ドゥだしね。志賀育恵さんもとても安定していて雰囲気のある方ですね。しっとりした「平和」のパ・ド・ドゥもいいけど、他の演目でも見てみたいなーと思いました。それになんと言っても、普段から一緒に踊っているダンサー同士の安定があって、安心して見ていられました。

「ドン・キホーテ」第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥ

振付:A. M. プリセツキー、V.サーヴィナ/音楽:L.ミンクス

佐藤朱実/菊地研

このお二人も初見。菊地さんはテクニック炸裂。自分のヴァリアシオンが終わって袖に引っ込む際に、髪をかきあげて流し目っ。思わず笑ってしまいましたが、エンターティナーだねぇ。若手の日本人ダンサーとしては希有のキャラクターかも。弾けていて楽しかったですが、荒さがもう少しなくなるとよいかな。佐藤さんも同じくらい弾けてたらバランスよかったかもしれません。いえ、バランスが悪かった訳ではないと思うのですが、2人で全幕も踊られたばかりの割には、という感じを受けました。佐藤さん、他の演目で見てみたいかも。

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「第15回 日本バレエフェスティバル」(2005/08/05)

クレジット

指揮:堤俊作/演奏:ロイヤルメトロポリタン管弦楽団
新国立劇場オペラ劇場

第1部

デフィレ

日本ジュニア・バレエ

かわいいお嬢さんたちでした。

「海賊」第2幕よりグラン・パ・ド・ドゥ

振付:M.プティパ/音楽:R.ドリゴ

田中ルリ/遅沢佑介

遅沢さん、初めて見ました。この演目は彼に合っていたかどーか、ちょっと疑問。背中が固いかなーという感じでしたが、あまりコンディションがよくなかったのでしょうか。プロポーションよいし、もっと王子系とかで見たかったかも。田中さんも別の演目で見たいなー。あ、田中さんは7月のオーチャードよりは安定してたように思います。

「ゼンツァーノの花祭り」よりパ・ド・ドゥ

振付:A.ブルノンヴィル/音楽:E.ヘルステッド

渡部美咲/恵谷彰

2人とも初見だと思いますが、華奢でテクのしっかりした渡部さんと、身長的にもテクニック的にも釣り合った恵谷さん、初々しいカップルのかわいらしいやりとりもしっかり表現してたし、踊りも見事でした。特に恵谷さん、膝から下だけ別の生き物みたい!(笑)ブルノンヴィルの振付はマイムが多いので、物語の背景を知らなくてもこの2人がどんな関係かわかって物語の世界に入り込みやすいのね、という発見あり。踊りを純粋に楽しみたい人は物足りなかったかもしれませんが、私はこの2人の作り出す世界が好きでした。

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服部有吉2005 Presents「R-Hatter」(2005/07/22M)

ゆうぽうと

第一部 「薮の中」ハンブルク・バレエ団

原作:芥川龍之介/演出・振付:服部有吉/音楽:服部隆之

強盗1:イヴァン・ウルバン(プリンシパル)
強盗2:ロリス・ボナニ
強盗3:ステファノ・パルミジアーノ
妻1:ステファニー・ミンラー
妻2:エレン・ブシェー(プリンシパル)
妻3:ゲイレン・ジョンストン
夫1:アレクサンドル・リアブコ(プリンシパル)
夫2:ヨハン・ステグリ(ソリスト)
夫3:服部有吉(ソリスト)

強盗、妻、夫の証言が全て食い違う、というところを3通りに踊って見せるのだろうな、という予想はしていました。実際その通りではあったのですが、その作り方はさすが。基本的には3組同時に舞台上にいて話が進み、一番話が食い違う「夫が死んだ理由」のところは1組ずつ順番に見せていく形。3組同時に舞台にいるところでもその組によって微妙に反応が違うので、目がいっぱい欲しくなる位。見せ場の1つが強盗1=ウルバンと夫1=リアブコの対決シーン。とても見応えありでした。それと、強盗3のパルミジアーノが個人的にツボでした。なんでだろう?よくわからないんだけど、、

服部さんの演出/振付もさすがだと思いますが、それを踊りこなすハンブルクのダンサーたちも魅力的でした。どうして7月のこの時期の公演なんだか・・・あと2週間後ろにずらしてくれたら、動員も増えたでしょうし私ももう1回位見たかった。

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