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「ロミオとジュリエット」シュツットガルト・バレエ(2005/11/12M)

キャスト

キャピュレット公:ローランド・ダレシオ
キャピュレット夫人:メリンダ・ウィザム
ジュリエット:アリシア・アマトリアン
ティボルト:イリ・イェリネク
パリス:ニコライ・ゴドノフ
乳母:ルドミラ・ボガート
モンタギュー公:ディミトリー・マジトフ
モンタギュー夫人:クリスティーナ・パザール
ロミオ:フリーデマン・フォーゲル
マキューシオ:アレクサンドル・ザイツェフ
ベンヴォーリオ:ミハイル・カニスキン
ヴェローナの大公:アレクサンドル・マカシン
僧ローレンス:アレクサンドル・マカシン
ロザリンド:サラ・グレザー
ジプシー:エリサ・カリッロ・カブレラ/オイハーン・ヘレッロ/カーチャ・ヴュンシェ
カーニバルのダンサー:ローランド・ハヴリカ/ラウラ・オーマレイ/ミハイル・ソロヴィエフ/カタリーナ・コジィルスカ/トーマス・ダンエル

クレジット

振付:ジョン・クランコ/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ/装置・衣装:ユルゲン・ローゼ

指揮:ジェームズ・タグル/演奏:東京ニューシティ管弦楽団
東京文化会館

感想

若い若い、情熱でひた走るロミオとジュリエットでした。主役の2人はまんまロミオとジュリエットという感じで、2人が死に向って生き急ぐストーリーはそれだけで胸を締め付けます。若さ故に振付の力でストーリーを見せるには少し物足りなさも感じましたが、今しか見られない瑞々しさで舞台が満たされていました。よい舞台でした〜。

キャピュレット家舞踏会で、跪くパリスの頭越しにロミオとジュリエットが恋に落ちた瞬間は強烈な印象を残しました。そこに磁場が発生したような強い視線と感情の動き。これは3ペアの中で一番鮮やかでした。アマトリアンの幼さから急速に成熟していく様子も見事だったし。フォーゲルくんは墓場のシーンでパリスを殺した後に、一度ジュリエットを抱きかかえて前の方に出てきて、動かないジュリエットに改めて絶望するところが涙ものでした。

あとは、1幕の最初の方のモンタギュー若男衆がじゃれ合ってジャンプして体をぶつけ合うところで、いっつもフォーゲルくんは相手に強く当たられてよろけてたのが妙に印象的。なんか恨まれてるんじゃないの?(笑)。

ティボルトはイリ・イェリネク。彼のティボルトはマキューシオを刺してしまった瞬間に「しまった、何て事だ!」という唖然とした表情をします。マキューシオが息絶えるまでもけっこう呆然としてる。マキューシオ=ザイツェフくん、ベンヴォーリオ=カニスキンくんの2人は2002年に私が見たロミジュリではカーニバルダンサーだったんですね。さっきそちらのキャストを見て発見しました。3人で踊るとカニスキンくんの脚さばきに目がいってしまいました。ザイツェフくんはさわやかなマキューシオ。死に際が鮮やかでしたわ。

ティボルトが死んだときのキャピュレット夫人の嘆きですが、前回のマリシア・ハイデがめちゃくちゃ激しかったので、それからするとメリンダ・ウィザムさんは大人しめ。前回は「そういう関係なのね」って感じでしたが今回は親しい身内の突然の死を悲しむ風。全体のバランスからするとこれくらいの方が私は好きかな。

バルコニーシーン、階段のないバルコニーと庭とをロミオの手助けで行き来するジュリエット、というのは覚えていたのですが、細かいことはあまり覚えていなくて。今回新鮮に感じたのは、気持ちが通じ合って天にも昇るような気持ちのロミオが「さあ、これから抜け出して2人で一緒に過ごそう」と彼方に手を差し伸べると、ジュリエットが「部屋に戻らなくちゃ」とそっと伝えるシーン。目でそちらを振り返ってみせるだけなんだけど、なんか男の子と女の子の違いってこんな感じかもって。

他の共通キャストについては最終日のところで言及しようと思います。

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管理人:ゆう

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