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「ラ・バヤデール」ベルリン国立バレエ(2005/06/21)

クレジット

音楽:ルードヴィク・ミンクス/振付・改訂:ウラジーミル・マラーホフ、マリウス・プティパ/演出:ウラジーミル・マラーホフ/装置・衣装:ヨルディ・ロイグ/振付補:エレーナ・チェルニチョーワ/音楽:ミヒャエル・ハラーツ/音楽研究:イーゴリ・ザプラフディン
指揮:アレクサンドル・ソトニコフ/演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
東京文化会館

キャスト

ニキヤ、寺院の舞姫:ディアナ・ヴィシニョーワ
ソロル、裕福で名のある戦士:ウラジーミル・マラーホフ
ガムザッティ、領主の娘:ベアトリス・クノップ
ダグマンタ、ゴルコンダの領主:アレクセイ・ドゥビニン
大僧正:アンドレイ・クレム
マグダヴェーヤ、托鉢僧:アルトゥール・リル
ガムザッティの侍女:ビルギット・ブリュック
トロラグワ、戦士:ヴォルフガング・ティエッツェ
黄金の仏像:マルチン・クライエフスキー
影の王国(ヴァリエーション):コリーヌ・ヴェルディユ、ガエラ・プジョル、エロディ・プナ

感想

やはりマラーホフが自分で踊ると振付の意図が明確になりますね。音楽もスピーディに進んでいくし(笑)こちらもこの版に慣れたので、集中して見ることができました。

ヴィシニョーワは影の王国がすばらしかったです!ニキヤとしては鼻につくかもと、好きなダンサーながらちょっと覚悟していましたが、思ってたよりずっと似合ってました。1幕で聖なる火に踊りを奉納する時なんかは、まるで彼女自身が内なる火を燃え上がらせるような感じもして(それがヴィシニョーワの持ち味でもあるのだけど)もう少し抑えてもいいかなとは思いましたけれどね。前日のセミオノワの後に見ると、話に説得力を持たせるだけの演技やマイム、動作の間合いがまたとてもよかったと思います。踊りそのものはセミオノワの方がニキヤらしかったけど、この日の方がストーリーが無理なく進んで行ってました。

マラーホフは、ソロルというよりアルブレヒトみたいだったなー。恋人との楽しい逢瀬、身分の高い女性との意に染まぬ婚約、裏切りが発覚して恋人の死、深い嘆きと後悔、、、って書いてみると話もなんとなく重複したところはあるんだけど(笑)後半のソロルの嘆きっぷりは、そりゃあすごくて、本当にアルブレヒト見てるみたいでした。踊りは多少不調だったかな。でも、相変わらず細かい演技で目が離せませんでした。

ベアトリス・クノップのガムザッティがまたよかったです。押しの強さがナイス。随所で「ソロルは私のもの!」とマイムするのですが、それが怖くなるくらいの迫力。火の女ニキヤとの対決も、どちらも負けない強さで迫力があってよかったです。この2人がそれくらい強い女だと、ソロルが情けない男でも仕方ないか、という気になったり(笑)。でもまぁ、このマラーホフ版のソロルを、マラーホフ以上に説得力を持って踊れる人はいないだろうなぁ。クノップについては、ヴィシニョーワ、マラーホフと踊って負けない存在感というのはすごいなーと思います。背が高いので踊りも大きくて見栄えはしました。

全体的に見ても、今日のほうがまとまった公演ではありました。

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管理人:ゆう

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