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2005年4月 Archive

シルヴィ・ギエム「愛の物語」Aプロ(2005/04/30)

東京文化会館

「真夏の夜の夢」

振付:フレデリック・アシュトン/演出:アンソニー・ダウエル、クリストファー・カー/音楽:フェリックス・B.メンデルスゾーン/編曲:ジョン・ランチベリー/美術:デヴィッド・ウォーカー
指揮:アレクサンダー・イングラム/演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団/合唱:TOKYO FM少年合唱団

タイターニア:吉岡美佳
オベロン:後藤晴雄
パック:中島周
ボトム:高橋竜太
ハーミア:高村順子
ライサンダー:古川和則
ヘレナ:長谷川智佳子
デミトリアス:木村和夫
村人:鈴木淳也、辰巳一政、小笠原亮、宮本祐宣、田中俊太朗
エンドウの花の精:高木綾
蛾の精:奈良春夏
蜘蛛の精:乾友子
カラシナの精:大島由賀子

東バのキャラクターに合ったレパートリーになっていきそうだな、という印象を受けました。初演で3キャストを割り当てるというのは、今後も長く踊って行こうというカンパニーの気持ちの現れだと思うので、踊りこんでいってほしいなーと思います。振りを追うだけでいっぱいに見えるところも散見されたけれど、アシュトン作品には慣れていないと思うので、特有の脚さばきなどは今後に期待したいです。

まずなんと言っても吉岡さんの透明感あるタイターニアが素敵でした。もうちょっと弾けて演じてくれたら言う事なし。後藤晴雄さんのオベロンは、王の威厳と言う点ではちょっと物たりなさがあった上、スタミナ的にもかなりキツそうだったので、見てるこちらが現実に帰ってしまったのですが、なんと言うか、いかにも「奥さんに惚れ薬を仕込んで小姓を手に入れようとしそう」な姑息感があり(ほめてます〜)微笑ましかったです。

パックの中島周さんはパックにしてはノーブルで少しだけ線が細いかな。でも、他の舞台では見られない「歯を見せた笑顔」がかわいくて、この日の舞台では一番輝いていたかも。ボトムの高橋竜太さんを含めた主役の4人はかなり大人しめの表現だったので、それぞれあとちょっとずつ弾けてほしかったです。

ハーミア、ライサンダー、デミトリアス、ヘレナの4人のやりとりはコミカルで楽しみました。特にヘレナの長谷川智佳子さんの表情がキュートで最高。そういえば、前回のNBSニュースでは「衣装と装置はバーミンガム・ロイヤル・バレエのピーター・ファーマー版を借りる」と書いてあったのですが、パンフレットの美術のクレジットはデヴィッド・ウォーカーになっていますね・・・一体どちら?いずれにしても、衣装と装置はとても美しかったです。そして、生合唱の美しさにもうっとりしました。

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