- 2004/09/24 23:51|
- Category: NYCB|
オーチャードホール
「ストラヴィンスキー・ヴァイオリン・コンチェルト」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー/照明:マーク・スタンレー
指揮:モーリス・キャプロウ/演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団/ソロ・ヴァイオリン:カート・ニッカネン
−TOCCATA−
イヴォンヌ・ボレ/ウェンディ・ウェーラン/ニコライ・ヒュッベ/ジョック・ソト
エレン・バー/メリッサ・バラク/リコラーニ・ブラウン/ダラ・ジョンソン/ジュヌヴィエーヴ・ラベアン
グウィネス・マラー/テレサ・レイクロン/ジェイミー・ウルフ/クリストファー・ボーマー/ダリウス・クレンショウ/カイル・フローマン/クエイグ・ホール/ヘンリー・セス/ジョナサン・スタフォード/ショーン・スオッツィ/アンドリュー・ヴェイエット
−ARIAI−
ウェンディ・ウェーラン/ジョック・ソト
−ARIAII−
イヴォンヌ・ボレ/ニコライ・ヒュッベ
−CAPRICCIO−
全員
やっぱりウェーランがよかった。それとヒュッベ。ヒュッベとソトが一緒に踊っているのを見ると、同じ振りには全然見えません。手脚の動きから頭とか視線の位置とか全然違うのですが、それってバランシンの意図通りなんでしょうか。ヒュッベは結局この演目でしか見られなかったんですが、初日の「デュオ・コンチェルタンテ」も彼で見たかったかもー。
「ハレルヤ・ジャンクション」
振付:ピーター・マーティンス/音楽:ジョン・アダムス/衣装:カースティン・ランド・ニールセン/照明:マーク・スタンレー
デュオ・ピアノ:キャメロン・グラント/リチャード・モアドック
ジェニー・テイラー/セバスチャン・マルコヴィッチ/ベンジャミン・ミルピエ
アシュレイ・ボーダー/アリーナ・ドラノワ/アントニオ・カルメナ/アマール・ラマザール/ミーガン・フェアチャイルド/サラ・リカード/クレイグ・ホール/ジョナサン・スタフォード
面白かったです。2台のピアノのジャズ的要素たっぷりの演奏で踊られるもので、バランシンとフォーサイスを思わせる振付は「んーやっぱりそうですか」って感じもありましたが、ピーター・マーティンスって構成力があるみたい。黒い衣装の男性ダンサー、ベンジャミン・ミルピエの存在1つで満足度がぐぐっと高くなったという気も。この方は初演キャストでもあるようで、納得の踊りっぷりでした。今回私がみた全ての演目を振り返ってみると、この作品が一番「私たちの作品!」という感じでダンサーの身体に馴染んでいた気がします。
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:P.I.チャイコフスキー/衣装:カリンスカ/照明:マーク・スタンレー
指揮:モーリス・キャプロウ/演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団
アレクサンドラ・アンサネッリ/スティーブン・ハンナ
爽やかでしたー。アンサネッリとハンナの間に愛があったかと言えば、私が今まで見てきたいくつかのカップルよりはそういう感じがなくて最初はちょっとがっかりしたのですが、すごく自然に踊っていて、これはこれで魅力的。
「フー・ケアーズ?」
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ジョージ・ガーシュイン/脚色・編曲:ハーシー・ケイ/背景:ジョー・ミールジナー/衣装:ベン・ヘンソン/照明:マーク・スタンレー
指揮:モーリス・キャプロウ/演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団/ピアノ:エレーヌ・チェルトン
アシュレイ・ボーダー/ジェニファー・リンガー/ソフィアン・シルヴ/ニラス・マーティンス
フェイ・アーサーズ・レベッカ・クローン/サヴァンナ・ロウェリー/テレサ・レイクレン/サラ・リカード/ダリウス・クレンショウ・カイル・フローマン/ヘンリー・セス/ジョナサン・スタフォード/アンドリュー・ヴェイエット/ケイティ・バーグストロム/アリーナ・ドロノワ/ソフィー・フラック/ジェシカ・フリン/スターリン・ヒルティン/ダラ・ジョンソン/アシュレイ・ララシー/サラ・マーンズ/ジョージア・パズコギン/ステファニー・ザンガー
Strike Up the Band (1927):ソリスト、アンサンブル
Sweet and Low Down (1925):アンサンブル
Somebody Loves Me (1924):フェイ・アーサーズ/レベッカ・クローン/サヴァンナ・ロウェリーテレサ・レイクロン/サラ・リカード
Bidin' My Time (1930):ダリウス・クレンショウ/カイル・フローマン/ヘンリー・セスジョナサン・スタフォード/アンドリュー・ヴェイエット
'S Wonderful (1927):サラ・リカード&ダリウス・クレンショウ
That Certain Feeling (1925):レベッカ・クローン&カイル・フローマンサヴァンナ・ロウェリー&アンドリュー・ヴェイエット
Do Do Do (1926):フェイ・アーサーズ&ヘンリー・セス
Lady Be Good (1924):テレサ・レイクストン&ジョナサン・スタフォード
The Man I Love (1924):ジェニファー・リンガー&ニラス・マーティンス
I'll Build a Stairway to Paradise (1922):アシュレイ・ボーダー
Embraceable You (1930):ソフィアン・シルヴ&ニラス・マーティンス
Fascinatin' Rhythm (1930):ジェニファー・リンガー
WhoC ares? (1931):アシュレイ・ボーダー&ニラス・マーティンス
My One and Only (1927):ソフィアン・シルヴ
Liza (1929):ニラス・マーティンス
I Got Rhythm (1930):全員
全部を見られたことはよかったです。あー、こういう構成なんだ、と新鮮でした。ガーシュインの音楽もよいし。「スターズ・アンド・ストライプス」で魅力的だったアシュレイ・ボーダーがここでも素晴らしかったです。ニラス・マーティンスは・・・うー、見てるうちにルグリ・ガラのことを思い出してしまいました。せめてもう少しエスプリとかウィットのあるダンサーに踊っていただけないだろーか。
それにしてもNYCBの男性ダンサーって、とっても大柄でむちむち系か小柄さんかどちらかなんだねぇ。オーケストラは、初日程のきらめきがなくて今ひとつでした。
なんだか感想のテンションが低めなのは、隣りにいた風邪引きの蘊蓄たれオヤジのせいです。ごめんなさいごめんなさいっ。