- 2001/05/23 23:59|
- Category: スターダンサーズ・バレエ団|
クレジット
音楽:アドルフ・アダン/振付:マリウス・プティパ、ピーター・ライト/台本:テオフィール・ゴーティエ/演出:ピーター・ライト/舞台美術・衣装:ピーター・ファーマー/振付指導:デニス・ボナー
指揮:田中良和/演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
東京文化会館
キャスト
ジゼル:小平浩子
アルブレヒト:西島千博
ヒラリオン:東秀昭
ウィルフリード:鈴木稔
ベルタ:鈴木恵美子
クールランド公爵:横山忠滋
バチルド:小山恵美
狩猟長:西脇信雄
パ・ド・シス:柴田みよ子、丸山香織、上之恵民、新田知洋、長瀬信也、井上泰
ミルタ:厚木三杏
ドゥ・ウィリ:大岡直美・白椛祐子
感想
バレエを生で見た回数というのは、実はとっても少ない。「ジゼル」は今回が初めて。スターダンサーズ・バレエ団ももちろん初めて。何も比べたりするものがない素の状態で、東京文化会館に向かった。会場には、いかにも「バレエやってます」という立ち姿の美しい若い女の子たちも多かったし、修学旅行生らしき一団や、綺麗に着飾ったマダムも多かった。5階席まである会場はびっしり埋まっていて、オーケストラピットで音出しをする東京シティ・フィルのメンバーと遜色ない大きさの笑い声や話し声にあふれていた。私の席は、今回は奮発して、1回席のかなり前の方。
幕が開いてまずびっくりしたのは、その舞台装置の豪華さ。たぶん、その時点から私はすっかり舞台に引き込まれてしまっていたと思う。
第一幕は暖色系の衣装と舞台装置で、実り豊かな土地の秋の風景。唯一の寒色系がジゼルとアルブレヒトに嫉妬するヒラリオン・・・というのはわかりやすい不協和音かしら。ジゼルの小平さんは感情表現が秀逸だった。うーん、何て言うか・・・可憐で華奢で幸せな村の娘が、恋人の裏切りを知った時のショックと絶望で気が狂ってしまう訳だけど、その激しさと幸せな時の落差がすごく激しくて。他の人が踊るのを見たことがないので、彼女がすごいのかどうかはわからない。でも、胸にしみるジゼルだった。
第二幕は夜の森の中。薄暗い煙った闇に白い衣装をまとった精霊たち。柔らかい衣装がステップを踏むダンサーの足にふんわりとまとわりついて、その繊細さにため息が出る。そう、第一幕でも思ったけど、チュチュが軽くて柔らかくて(そう見える)、小さい頃バレエに憧れた気持ちを思いだした。優美で悲しみに溢れていて、でもあきらめの境地にいる風に見える精霊たち。その群舞は圧巻だった。ジゼルとアルブレヒトのパ・ド・ドゥと並んで強い印象を受けた。
最初は「IWGPに出てた西島くんを見てみよう」という動機。彼に「華」があるのはわかった。あとはよくわかんなかった(あらら)。
あとこれは、私が前の方の席だったから気になったことなのかしら?トゥシューズの音がけっこうしてました。
スターダンサーズ・バレエ団は、また機会をみつけて見たいと思うし、他のバレエ団のジゼルも色々見てみたいなぁ。うん、楽しみ。